水平線を使う

ライントレードという言葉を、聞いたことがあると思います。

水平線やトレンドラインなどを使ったトレード方法です。

今回は水平線について書いてみます。

水平線を引いてみる

上図はポンド円の週足チャートになります。

まずは現在の価格に近い箇所に水平線を引いてみましょう。

今回は3本引いてみました。

意識されている箇所が多ければ多いほどいいです。

よく「ヒゲ先か実体か」と聞かれますが、接触箇所の多い位置になります。

完璧に同じ箇所にラインは引けませんので、自分が効いていると思う箇所で構いません。

また微調整は下位足で行うので、神経質になる必要はないです。

次に日足に引いていみます。

わかりやすいように色を変えています。

私の場合、目立つ高安値にラインを引いて、間に2~3本引くことが多いです。

一度引くと消すことはなく、微調整を行うだけになります。

次に4時間足。

最後に1時間足です。

1時間足は引かなくてもいいかな~、と思ったのですが。

2本だけ追加してみました。

以上で準備完了です。

では、実際にトレードで使ってみましょう。

私はデイトレードがメインなので、4時間足から分析します。

下記の分析です。

MTF

上図を見てください。

高値を切り下げ、赤矢印の箇所で安値も切り下げたので目線は下。

次に1時間足を確認します。

4時間と同じく高値を切り下げ、安値も切り下げているので目線は下です。

では15分足でタイミングを取っていきましょう。

ダブルトップを形成し、ネックライン割れしています。

青の水平線まで戻ってローリバが効けば売りたいですね。

青色水平線まで戻り、ピンバー出現。

そして陰線→陰線です。

次の足で売りたいところです。

心配なら5分足を確認してもいいでしょう。

先の15分足の3本のローソク足が、上図の赤四角枠の中です。

①で押し安値を抜けたので、次で売っていいでしょう。

わからなければ、下記を確認してください。

波を確認する

さらに安全を期すなら、②で戻り売りです。

赤四角枠で売りで入るなら、SLは③。

①、②で売るなら④にSLを置いていいでしょう。

利確は、次の水平線です。

今回の場合、③で出た陽線は上ヒゲをつけているので、④まで持っていいでしょう。

仮に①でエントリーなら、

  • ③までなら、SL43Pipsに対して110Pipsでの利確。
  • ④までなら、SL43Pipsに対して230Pipsでの利確。

です。

②でエントリーなら、

  • ③までならSL43Pipsに対して85Pipsでの利確。
  • ④までならSL43Pipsに対して205Pipsでの利確。

です。

SLまで遠いと感じるかもしれませんが、RRは問題ないですよね。

SLを狭くする方法は、またの機会で解説できれば、と思っています。

水平線を使ったトレード、面白いと思いませんか?

ちなみに、今回のトレードは、昨日(5月12日)のチャートで解説しています。