私も少し前に、酵素ドリンクを手作りしてみようと思いました。
ですが、酵素ドリンクの手作りする方法を調べるだけで、実践までには至っていません。
理由は、ちょうどその頃、埼玉でO157による食中毒のニュースが連日報道されていたからです。
私など小心者ですし、私が飲ませたい母は高齢なので心配になって止めました。
ということで、今回は、酵素ドリンクの手作りについて書いてみます。
酵素ドリンクの簡単な手作りの方法
まずは、酵素ドリンクを手作りする場合、どうやって作ればいいかを調べてみました。
まず用意するものは、
- 野菜
- 果物
- 砂糖
- 瓶
- ガーゼ
となります。
酵素ドリンクの手作りの手順
材料の割合ですが、野菜や果物1に対して1.1の砂糖とのこと。
私のような面倒くさがり屋は、1対1でいいじゃんとなりますが、一応はそのようです。
作り方ですが、まず材料を適当な大きさに切ります。
適当というのがわからない場合は、一口サイズで構いません。
切った材料を5回に分けて入れていきます。
この時の注意点は、材料を5分の1入れ砂糖を5分の1と言った感じで、交互に入れていくようです。
最後にフタをするわけですが、この時ガーゼもしくは木綿布をかけてフタをします。
理由は、発酵するとガズが出ますので、ガズが抜けるようにするためです。
もし、布の準備ができない場合、1日に2,3度蓋を開けガスを抜きましょう。
発酵の目安は泡がたくさん出てくればとのことですが、3日という人もいますし、1週間という人もいます。
また、冬場は2週間という人もいますが、人の体温くらいの温度だと発酵しやすいようです。
それと、発酵にムラが出ないように1日に一度は瓶を振るなりして、混ぜる方がいいとのこと。
あと、これは好みなのでしょうかが、野菜だけで作ってもいいですし、果物だけで作るのもありのようです。
最後に濾した液体が、酵素ドリンクになります。
酵素ドリンクの手作りは失敗する?
失敗というのは、温度調節がうまく行かなかった場合、発酵してくれないことを言うようです。
また、最悪なのは、発酵する前に腐ってしまうこと。
発酵ではなく腐敗ですね。
せっかく意気込んで酵素ドリンクを手作りして、失敗だとかなりショックだと思います。
酵素ドリンクの手作りが危険と言われるのは?
まずは、発酵ではなく腐敗だと危険なのはわかりますよね。
でも、発酵と腐敗の違いが素人にわかるのか?
明らかに悪臭がすれば問題ないでしょう。
ですが、発酵の場合も酸っぱい匂いはしますから、発酵して腐敗に向かうと危険な感じがします。
また、最も注意したいのは、雑菌の混入です。
酵素ドリンクの手作りの方法で、手でかき混ぜる方法を勧めているサイトもありますが、手についた雑菌が毒素を作る可能性もあります。
それこそ、最初に書いた腸管出血性大腸菌O157などだと、命の危険まであるから怖い。
他にも砂糖です。
酵素ドリンクを手作りする際は、大量の砂糖を入れて発酵させるわけですが、この砂糖も問題。
酵素ドリンクの手作りを勧めているサイトでは、砂糖は発酵の段階でブドウ糖と果糖に分解されるので大丈夫と言っています。
ですが、砂糖が完全に分解されるには、半年から1年の期間が必要。
酵素ドリンクの手作りは、長くても2週間で出来上がりです。
しかも、出来るだけ早く飲むことを勧めています。
ということは、砂糖ジュースを飲んでいることになるんです。
実際に体調不良を訴える人も出ているとのこと。
なんか悪口ばかり言っていますが、まだあります(^_^;)
それは農薬です。
重曹水につけて洗うという方法も紹介されていますが、完全に農薬を除去できるかは疑問。
もし、農薬が残っているのであれば、農薬と一緒に漬け込むことになるのです。
手作り酵素ドリンクは、危険というより怖くて飲めません。
酵素ドリンクの手作りは簡単でも危険
そもそも酵素ドリンクを何故手作りするのか?
それは、酵素ドリンクの値段が高いからでしょう。
ですが、考えてみてください。
無農薬の材料と完璧な衛生管理、それに砂糖も使わずに熟成発酵して作っているのです。
高くて当然のような気がします。
私なら手作りで簡単にできる酵素ドリンクだとしても、危険なら母には飲ませられません。
しかも、高いと言っても1日248円。
(※おすすめの優光泉酵素の場合)
缶ジュース2本分です。
あなたが安易に酵素ドリンクを手作りしないことを願っています。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。